和太多的太陽花, 這是一場盛大的戰事
日本では桜が街角や公園からテレビのニュース、そしてウェブサイトまで、あちこちで美しい花を見せているが、ここしばらくfacebookをひらくと日本の桜に混ざって台湾のヒマワリとカーネーションが花を咲かせている。
2013年6月に台湾中国間で調印された「サービス貿易協定」に反対する学生を中心としたデモ隊が、先月23日に日本の国会に当たる立法院の議場を占拠、さらには日本の内閣に相当する行政院にまで突入する事態となった。このデモは今もまだ続いており、そして周知の通り、中国(Main China)と台湾の微妙な関係性もまた、何十年にも渡って続いている。その一方で、われわれ日本人にとっては気候も人々も暖かい観光地として、また震災の復興を支えてくれる力強い隣国として、ここ数年は特に馴染み深い台湾だが、そこに暮らす人々が中国、そして日本を含む近隣のアジア諸国に対して如何なる歴史観政治観を持っているのかを知る機会は驚くほど少ない。今回のデモ活動は日頃ヴェールに隠されていた台湾の人々のナショナリズムや対外的な危機感の実体を世界に向けて躊躇なく顕す機会となっている。
私のfacebookの「フレンド」のおおよそ半数、実際の友人の数でも大体三分の一は台湾人、あるいは外国籍を持つ台湾在住者である。なかでも、10年来の友人である二人の友人が、このヒマワリ学生運動について地べたからのレポートやニュース、日々の日記をfacebookなどを通じてリリースしている。そのうちの一人は、シカゴ大学から研究員として派遣され台湾の歴史学的調査を行っているアメリカ人研究者であり、もう一人は春休みを利用して台湾に帰省している東京大学在学中の情報科学系の大学院生である。両者ともに私の高校時代のクラスメイトであり、その当時から大変聡明で愛される個性を持った魅力的な女性であった。
両者ともに英語と中国語に堪能であるため(加えて前者の彼女は台湾の専門家でもある)、方々のニュースに目を通しながらもどかしさを超えた怒りとともに度々 "English translations are behind the Chinese news, unsurprisingly" と attention を投げかけている。特にアメリカ人の彼女は、連日、仕事の傍らで米英のニュースが伝えない中国語で書かれた台湾のニュースのいくつかを英語に翻訳し続けている。(それをみていると伝えるべきことをどれだけ伝えているのかということの関しては、恐らく日本の新聞もこの場合BBCやCNNと大差ない。そしてもちろん、福島の原発事故が世界にどのように報道されているのかを想像せずにはいられない。)最新のものをふたつほど、以下に転載する。
Status update from C[名前は省略], one of the coordinators inside the Legislative Yuan.
"In the Legislative Yuan for two weeks now, I haven't really had a chance to use a computer and have little time to write anything. On the rare occasions when I have a chance to write something, I often get bogged down in a long stretch of writer's block.
These days, every day we facing an explosive volume of messages, and spend them taking care of things that come up suddenly - the overt and covert offenses Ma and Jin take, managing affairs inside and outside of our organization. Feeling all kinds of powerlessness and like we're being dragged around.
Here, we feel faint-hearted when facing mechanisms of the state, shame when facing our compatriots, weakness when facing our responsibilities, dread when facing power, and unease when facing the system of policy making.
Even so, with all these difficult problems wrapped up together, when we wake up, we still need to continue moving forward.
This is the site of a grand battle. Not only regarding the economy and our nation. Even more importantly, it is a harsh refining process that tempers us to understand how, in the midst of it all, we hold on to the essentials of being a "person."
The sky is light again, my friends.
No matter what, despite bearing these wounds, I look forward to us standing together side by side at the finish line."
Translation errors all my own.*(以下、原文)在立院兩個禮拜,沒什麼機會用電腦,能寫東西的時間很少。難得有機會寫點東西,也往往陷入漫長的失語。 這些日子,每天都在面對各種爆炸的資訊量,和大家一起處理各種突如其來、馬金或明或暗的攻勢,梳理團體內外的關係。感到各種無力 和拉扯。
這裡有面對國家機器的怯懦、對同志的愧歉、對責任的軟弱、對權力的畏懼、對決策機制的不安。
然而所有這些無解的難題攢在一起,醒來還是必須向前。
這是一場盛大的戰事。不僅面向資本與國家。更重要的,是對我們如何在其中守住作為一個「人」的根本底線的嚴苛試煉。
天又亮了,我所有的夥伴。
無論如何,儘管帶著傷口,期待我們還能在終點並肩。
彼女が度々紹介する、TaiwaneseAmerican.org | Highlighting Taiwanese America というサイトはこの件に関しても頻度の高い更新でレポートを続けている(参照:[UPDATED] Taiwan’s Sunflower Student Movement)。興味のある方は以下も参照;
* A Poem for #CongressOccupied Protesters in Taiwan · Global Voices
* China Policy Institute Blog » Debunking the Myths About Taiwan’s Sunflower Movement
読むともなくクリックしながらサイト間を移行していると、立法院に座り込む若い人々の顔が現れた。写真論で教え込まれた手法に則って何枚かの写真を眺めた。そうして、いまヒマワリを持って台湾の土地で学生運動をしている彼らは「だれ/どんなひと」であって、如何なる危機を前にしているのかを、私がかつてすれ違ってきた友人知人たちの境遇と照らし合わせたりしながら、思っていた。今日でもfacobookで通じ合う台湾の友人は、皆欧米のパスポートを持っている。そしてそのほとんどの場合、ヒマワリ学生運動への関心がアメリカやヨーロッパでの自身の生活──週末の予定、結婚、パーティー、引っ越し──についての関心を凌ぐことはない。同じ「台湾人」でも、台湾のパスポートを──台湾のパスポートしか──持っていない人々と、それ以外の信用のあるパスポートをもっている人々では、対峙しなければならない歴史も境遇も、そして将来も、きっとまったく違うのだろう。