de54à24

pour tous et pour personne

昨夏に植えたアボカドの種

お久しぶりです。
みなさま、お変わりなくお過ごしでしょうか。

ここに書くのはいつ振りでしょうか。
ここしばらく、IDとパスワードがわからなくなってしまいhatenaから締め出されていたのですが、IDを唐突に思い出したのでログインができました。記念にカキコ。

昨年度は病院と家と、たまに近くのカフェやデパートに行くだけの毎日のなかで、双極性障害ADHDによると思われる体調不良や不眠などをそっと癒していました。どこまで快復したのかはわかりませんが、治ることもないので、十分に毎日の生活が送れるようになればそれでいいなという心持ちでまた春を迎えました。

この春は、休学届けを出しながらも一年半ぶりに大学院のゼミに復帰を果たしました。2ヶ月ほどが経ちましたが、想像以上にすんなりと復帰し、想像よりも半年以上早くゼミ発表にも復帰し、今日はちょうど秋の学会発表に向けての一歩を踏み出しました。このテンポの速さとクオリティ高き生活は、多く、研究室のボスである先生の後押しのお陰です。研究室の面々は半分くらいが出て、半分くらいが新入りの顔となっていました。相変わらず圧倒的に古今東西の美術研究を専門としている学生が多いですが、音楽学の学生が2人ほど加わっていたのは、特にわくわくします。

ちなみに私は、共生人間学専攻思想文化論という所属先の名称に忠実なもので、美学と精神医学史の越境的研究を、具体的に言えばディディ=ユベルマンやJ-L ナンシー、ドゥルーズアガンベン木村敏やビンスワンガーなど、そして両領域の延長線の先にある消失点としてアビ・ヴァールブルクなどから学んでいます。今はドイツ語を横目にフランス語を学ぶので精一杯ですが、目標は高いものでいつの日かヨーロッパ諸言語を通過してギリシア語を読めるようになりたいと切実に願っています。

こんな調子でどこまでいけるかは、誰にもわかりませんが、いまより知らない時間を過ごせたらいいな〜、と梅雨空の下に雨に歌っています。
みなさまも、和やかな梅雨のひとときをお過ごしくださいね。

f:id:by24to54:20150612011142j:image